w-inds.がデビューした年である2001年にリリースされた「Forever Memories」「Feel The Fate」「Paradox」
この3枚のシングルCDにまつわるエピソードや初回特典・ノベルティなどについて、詳しくまとめました。
Forever Memories
収録曲
- Forever Memories
- Moon Clock
- Forever Memories (Za Downtown Street Remix)
- Forever Memories (Instrumental)
作詞・作曲・編曲: 葉山拓亮 リミックス: Banana Ice
エピソード
・記念すべきw-inds.のデビューシングル!
・ホワイトデー発売、デビューなんて、素敵ですよね~。
・オリコンチャートに23週にわたってランクインしたロングヒット作品。
・デビュー曲候補には3曲が用意さていてれ、中でも後に1stアルバム『w-inds.~1st message~』に収録されている「ROUND & ROUND」が最有力候補曲だったそう。
・初のレコーディングも「Forever Memories」と「ROUND & ROUND」の2曲を同日に行っていて(デモ録音)、レコーディング後、路上ライブに繰り出していったそうです。
・デビュー以前から、代々木公園や渋谷近辺で、ストリートライブで披露していました。
・この曲は、実は作詞・作曲・編曲を手掛けた葉山拓亮さんが19歳の時に作った楽曲。2000年当時の葉山さんは女性アーティストばかりに楽曲提供していたため、「男の子」といわれてもピンと来ず。この曲なら合うのでは…と、ストックから出してきたもの。
・しかしw-inds.は、「ヒップホップダンスユニット」という位置づけでのグループでデビューと聞いていたため、この曲を最初に聴いた時は、自分たちが想像していた雰囲気の楽曲と違って戸惑ったという。(メロディアスな綺麗な曲だもんね。)
・コレオグラフィー及び指導は、同事務所所属の先輩ユニット・DA PUMPに当時在籍していたKENさんが担当。可愛らしい独特のダンスですよね!
・PV撮影の時、慶太くんはあまりの眠さに、生まれて初めて滋養強壮剤を飲んだそうです。
・その中世的な容姿とハイトーンな歌声から、PVを見た人に、女性と間違われることもしばしばありました。ちなみに私も男か女か分からずに、大分悩んだ記憶が。
・ストリート時代からデビューしてしばらくの間は、マイクの種類によってメンバーの区別化を図っていました。ボーカルである慶太くんは通常のマイク、涼平くんと龍一くんはダンスに特化できるようインカムを使用。
・カップリング曲「Moon Clock」のパフォーマンス時には、メンバー3人が考案した振りも組み込まれています。
・CD発売前日に慶太くん涼平くん、当日に涼平くん龍一くんがCDショップに行き、実際に自分達のCDが売られている所を見に行ったそうです。
・CD発売時、インストア・ライブ&握手会を行い、北海道から福岡まで全国7ヶ所を回り、宣伝。
・「w-inds. Live Tour 2007 “Journey”」のときに、VISION FACTORY携帯サイトで「歌って欲しいシングル曲」のアンケート投票を行い、この曲が第一位に。しかし武道館公演のMCでメンバーがポロッと口にしただけで、公式でのアンケート結果の発表はされていないという。
・さまざまな場面で披露してくれているこの曲ですが、個人的には、「w-inds. Live Tour 2009 “SWEET FANTASY”」最終公演の神奈川県民ホールでのパフォーマンスが印象的。前半アコースティック調で、後半はいつもの曲調に転調して!*この時の様子は、VISION CAST内で見ることが出来ます。
発売日
2001年3月14日
初回特典
w-inds.トレーディングカード(全4種)
※ちなみに初回盤のみ、歌詞カードが三つ折りになっていて、少し長めの歌詞カードになっています
ノベルティ
メモスタンド
Feel The Fate
収録曲
- Feel The Fate
- will be there 〜恋心
- Feel The Fate(ZA DOWNTOWN GROOVE-MASTER REMIX)
- Feel The Fate(Instrumental)
作詞・作曲・編曲:葉山拓亮 編曲:Banana Ice
エピソード
・初のオリコンTOP10入りを果たしたシングル。
・今ではライブの定番的な楽曲。サビを慶太・ファンで交互に歌うのが、楽しくて温かい気持ちになります。
・ロック好きな龍一くんは、この曲にクラプトンさんの「コカイン」と同じギターフレーズが入ってる!と喜んでました。
・PVはなぜかw-inds.の3人が外人ダンサーさんとバスケしているもの。なぜバスケ?!という感じだし、球技が不得意な龍一くんが苦労したというエピソードもよく聞きますが、PVの可愛くてポップな雰囲気は、曲と合っていて良いなぁ~と思います。
・この楽曲発売後しばらくしてから、公式ファンクラブ「w-inds.day」が発足。
・発売記念イベントとして、全国8大都市イベントを開催。東京会場である国立代々木競技場オリンピックプラザでは1日に7000人ものファンと握手。
・上記イベント中に、涼平くんが食中毒にかかり、握手会を欠席するアクシデントが起きたそうです。
・CD発売に合わせて、インターネット上で「w-inds.TV」がスタート。様々な動画を無料公開していました。
発売日
2001年7月4日
初回特典
w-inds.トレーディングカード(全4種)
ノベルティ
砂時計
タイアップ
NTV系『とりあえずイイ感じ。』エンディング・テーマ
NTV系『shinD六本木野獣会』エンディング・テーマ
Paradox
収録曲
- Paradox
- Somewhere in Time
- Paradox(ZA DOWNTOWN STREET RUMOR REMIX)
- Paradox(Instrumental)
作詞・作曲・編曲: 葉山拓亮 編曲: Banana Ice
エピソード
・この楽曲でたくさん新人賞をもらってました。第43回日本レコード大賞最優秀新人賞、第39回ゴールデン・アロー賞音楽新人賞、第16回日本ゴールドディスク大賞ニューアーティストオブザイヤー。
・そのおかげで、当時の年末番組にもたくさん出演。だけどちょうどそれが慶太くんの声変わりの時期と重なり。見ていて辛いものがありました。後々本人も「自分が思うように歌えなくて、歌うのが嫌になっていた時期」と、この当時の事を語ったりしています。
・涼平くんは、この楽曲で自分が出演したテレビ番組を見て「まだまだだな、もっとやんなきゃ」と思い、ダンス等に対する意識が変わったそうです。ダンスマスター涼平くんへの第一歩ですねぇ。
・PVは、床に5センチくらいの水がある中でw-inds.が踊ってるというもの。カッコいいけど踊りにくくて大変だった!と、メンバーが口を揃えて語ってました。
・FUNのEDでは、通常のPVでなくて、撮りおろしの映像を使用。w-inds.が砂漠で踊ったり歩いたりしています。この映像は、「Fun Fun’s Recommend -Music & Visual Selection」のDVDに収録されています。
発売日
2001年10月17日
初回特典
w-inds.オリジナルトレーディングカード(全4種)
w-inds.初出演映画「Star Light」特別割引券
「Paradox」発売記念スペシャルイベント参加応募券
※ちなみにこのシングルまで、初回特典のトレカは裏表にw-inds.の写真が印刷されていて、表にメンバー1人or3人のショット・裏には3人のショットを4つに分けたもののうちの1つが入っていて、4枚集めると1枚のショットになるようになっています。
ノベルティ
マグカップ
ストレスリリーサー
タイアップ
NTV系 FUN『FUN’S RECOMMEND#019』
映画『Star Light』主題歌