w-inds.は2001年にデビューし、これまでに数々の名曲をこの世に生み出してきました。
一緒に踊りたくなるようなダンスナンバーから、聴いていて思わず涙が溢れるような切ないバラード曲まで……
多様な種類の楽曲に挑戦してきたw-inds.ですが、素敵な楽曲が本当に沢山あります。
『Forever Memories』や『Long Road』などを始めとする、ファンでなくても知っている楽曲ももちろん素晴らしい曲ばかりなのですが、
世間にあまり知られていないカップリング曲やアルバム曲などにも隠れた名曲が数多く存在します。
そこで!
この記事では、w-inds.の楽曲を全曲聴いている生粋のw-inds.ファンの私が厳選した、w-inds.の隠れた名曲を7曲ご紹介いたします。
私の好みで厳選した隠れた名曲……というわけではなく、ファンの中で好きな人が多い、いわゆる人気曲をチョイスしていますので、
「w-inds.が気になるけど、曲数が多くてどの曲から聴けばいいか分からない」という方の参考にもなればなあ、と思います^^
本当の本当は全人類に全曲を聴いて欲しいんだけどね!笑
それでは、どうぞー☆
w-inds.の隠れた名曲
1:Endless Moment
初出は記念すべき1stアルバムの『w-inds.〜1st message〜』です。
私の好みで選んだわけではないと言いつつ、
私自身が大大大大大好きな曲から作品紹介を始めて恐縮なのですが、
w-inds.の楽曲の中から隠れた名曲を選ぶとなった場合、この曲は絶対に外せない!
キラキラーっとした当時の若々しいw-inds.にぴったりの弾けるような明るいメロディに、ストレートな歌詞。
全体をザッと見ると、若者の葛藤をド直球に描いた歌詞なんだけど
誰だってきっと弱いところがあって
それでも前に進んでいたなら
いろんな愛だったり夢に出会って
大きな力へ変わっていくよ
のような、「自分だけじゃない」と思わせてくれる、励ましてくれるフレーズが随所に散りばめられていて
(というか、この部分の歌詞が好きすぎる~~~!)
とてもメッセージ色の強い仕上がりとなっています。
だけど、曲に漂う雰囲気はどこまでも明るくて、希望を示してくれている感じなところが、とても好き。
聴くと、本当にものすごく力が出てきて、頑張ろうと思える楽曲です。
2:New-age Dreams
こちらの楽曲も、初出は1stアルバムの『w-inds.〜1st message〜』です。
先に挙げた『Endless Moment』とは全く雰囲気の異なる、バラード曲です。
この曲、w-inds.tv(公式サイト)でリリース直後に行われたアルバム収録曲の人気投票で、堂々1位に輝いた楽曲でもあります。
曲のタイトルを直訳すると「新しい時代の夢たち」なんですが、
この曲はデビューしてまだ間もないw-inds.が夢に向かって進んでいく姿を描いた曲だと、私は思っています。
メロディも歌詞も、とても優しいんだよね、この曲。そして美しい。
3人の声が重なりあった素敵さ・無敵さもすごくて、w-inds.の3人のハーモニーを存分に楽しめる曲です。
デビューから1年も経ってなくて、それでこの調和の取れた歌声って、奇跡すぎると思うんです。
私が特に好きなのは
幾千の希望が 生み出した夢
言葉にしたら 儚いものでも
同じ道に立った お互いを見て
それぞれの心に 信じる絆 繋ぐよ
の部分です。
ただただ泣ける……。
毎日を頑張る中で心が疲れた時、癒やされたい時などに特に聴きたくなる楽曲です。
3:SOMEHOW
初出は2ndアルバムの『w-inds.~THE SYSTEM OF ALIVE~』で、アルバムのリード曲です。
なので発売当時はテレビでお披露目したりもしていたから、
もしかしたらw-inds.ファンでなくてもこの曲を聴いたことがある方はいるかも……?!
この楽曲をテリー伊藤さんがラジオで聴いて気に入ってなんと問い合わせまでして下さったということは、ファンの間では有名な話ですね♪
披露する場によってがっつりダンスをつけていることもあれば、スタンドマイクで歌い上げることもある曲なんですが、
w-inds.の曲の中ではスローテンポな方の曲です。
ド直球のラブソングなんですが、w-inds.が歌うことで魅力が爆発している楽曲だと思います。
この曲ぐらいの音域でラブソングを歌う慶太くんの声が、私は一番好き!
こんなにも透明感のある伸びやかな慶太くんの歌声で恋愛を語られたら、ときめくしかないじゃんねー。
そしてその慶太くんの歌声に龍一くんと涼平くんのコーラスが重なることで、音が広がって、
真っ直ぐさ・純粋さに加えて、包み込むような懐の広さも感じられる。
そんな楽曲だと思います。
‘COS NOTHING BUT YOUR LOVE
君を悲しみから守ってあげたい
SOMEHOW
せつなさも 誰かのための涙も
SOMETHING ‘BOUT YOUR LOVE
……こんな風に誰かに思われたら、幸せだよね~。
4:Dedicated to You
初出は3rdアルバムの『w-inds.〜PRIME OF LIFE〜』です。
恋人を亡くした主人公が描かれている歌詞の楽曲なのですが、
これは作詞家のshungo.さんの親友(女性)が婚約者を癌で亡くした事実に基づき、この曲の歌詞を書いたという裏話があります。
w-inds.tv(公式サイト)でリリース直後に行われたアルバム収録曲の人気投票で1位に輝いた曲ですが、今でもファンに根強い人気があります。
w-inds.で切ない曲・泣ける曲といえば、「Dedicated to You」がナンバーワンで間違いありません。
ガラスの湖 空を映す
乱反射してる 光のプリズム
というフレーズから始まるこの曲。
最初から最後まで、メロディも歌詞も儚く美しく、心に響きます。
音源化されている2003年のw-inds.が歌ったものも、3人の透き通った歌声がとても素敵なんですが、
2018年にファンクラブライブツアーで大人になったw-inds.が歌っていたのが、圧倒的に良すぎで心に残っています。
当時より深みが出ていて、素敵だった曲が更に素晴らしく進化していて……
この曲の好き度が爆上がりしました。
5:LIGHT
初出は5thアルバムの『THANKS』です。
アルバム発売当時から人気が高かった楽曲なのですが、
何故かTHANKSのライブツアーでは披露されず……
しかし!
その4年後に開催されたファンクラブライブツアー『THE GOLDEN』のオープニングで披露され、
ファンクラブ限定販売でしたが円盤化もされました。(ぱちぱちぱち~!)
私もとても好きな曲なので、歓喜でした!
ファンクラブライブでイントロを聴いた時の興奮・鳥肌が立つ思いは、
今でもリアルに思い出せます。
と、長い前置きはこの辺までにしておきまして 笑
この曲は、とても真っ直ぐな応援ソングです。
アップテンポでノリの良いサウンドと前向きな歌詞が、
まさに葉山さんワールドそのもの!という感じで、大好き!
メロディはキレイな音を奏でながらも盛り上がる部分もある、分かりやすい感じかなあ、と思います。
それをw-inds.色でゴリゴリと歌っていて、かっこいいです。
そして、歌詞。
“ここまででいいよ”なんて線引きしちゃうなら
いつまでも理想は夢心地
まだまだこれから aim for the light under the sky
準備は いつだって君次第
なんて、聴く時のメンタル次第では心がえぐられそうなフレーズも多いんですが……
曲全体に勢いがあるから、力強く引っ張ってくれる感がすごい!
聴いていると前向きな気持ちになれるし、力をもらえる楽曲だと思います。
6:Listen to the Rain
初出は9thアルバムの『MOVE LIKE THIS』で、アルバムのリード曲です。
アルバム曲ながらもMVが作られている楽曲なので、「隠れた名曲」かと言われると少し違うかもしれませんが
でもシングルA面の曲ではないので、挙げました!
余談ですが、『MOVE LIKE THIS』は私が激推ししているw-inds.のアルバムCDです。大好きすぎるのです……!
さて、この曲ですが、バラード曲。失恋ソングです。
しっとりとした雰囲気の中にどこか色気もあるメロディと歌詞で、
失った恋に未練がある男独特の色気が最高に美しく描かれている楽曲だと思います。
「雨」というテーマも、良いですね。
雨は花の色を
鮮やかにするけど
影の色ももっと
深くする
……なんて、切なくも美しい歌詞なのでしょう。
そしてそんなメロディと歌詞の曲を慶太くんが心の奥に訴えるような声で歌い、涼平くん・龍一くんの温かいコーラスが合わさり、
そのハーモニーが彩り豊かで、、、
3人の歌声が、この曲の情景をMV以上に表現していて
聴けば聴くほどに曲の世界観に入り込んでしまうし、好きになるし、何度でも聴きたくなります。
w-inds.が歌ったのだからこそ、
この曲はこんなにも心に響く楽曲に仕上がっているんだと思います。
7:ヒマワリ
初出は36thシングル『Boom Word Up』です。
初回盤Bにのみ、c/w曲として収録されています。
2016年にファンクラブライブツアー「B-Side」を開催するにあたって、
歌って欲しいカップリング曲をファン投票したんですよね。
その時に1位だった楽曲が、この『ヒマワリ』だったので、ここで挙げました!
が、挙げておいてアレなんですが、今そこまでこの曲に人気があるかどうかは不明です。
「歌って欲しい」と「好き」は、少し違うからね……
でも私は大好きな楽曲の1つです!
初期に多くのw-inds.の楽曲を作詞・作曲してくださっていた葉山さんですが、
なんとこの曲は、当時8年ぶりに葉山さんが手がけてくださった楽曲でした。
応援ソングとは少し異なるのですが、道に迷った時に優しく寄り添い、そっと背中を押してくれるような優しさを持った、包容力のある曲です。
初めてこの曲を聴いた時はとても懐かしい思いがしました。
メロディーや歌詞も、懐かしい雰囲気が漂っている楽曲ですし……
w-inds.の歌い方も、昔のメロディアスな楽曲を歌う時のような優しさに溢れていて。でも、経験を重ねた大人としての深みもあり。
慶太くんの伸びやかな歌声、美しい高音とビブラート、それに涼平くんと龍一くんのコーラス。最高です。
聴いていると、自然と涙がこぼれるような、きゅーっと胸が締め付けられるような感じがします。
洋楽に近い曲を多くリリースしていた時期だったので、余計にそう感じたのかもしれません。
重ねた手を離さないで 今 夢の先へ
連れ出してくれるのは
きっとあの頃描いていた人
あなたはこの想いを 照らしたヒマワリ
永遠の眩しさで 未来を光に変えて
全てが美しく、そして郷愁を覚えるような曲です。
以上、私が厳選したw-inds.の隠れた名曲を7曲紹介いたしました~!
長々と語ってしまいましたが、
とにかくw-inds.の楽曲には素晴らしい曲がたくさんあるよ、っていうことですね!
みんなでw-inds.の曲をいっぱい聴いていきましょー♪