病棟看護師の仕事は精神的にも身体的にもハードで、疑問に思うことや理不尽に思うことがありながらも、看護師として働いていらっしゃる方も多くいらっしゃるかと思います。
「【看護師】働く中で疑問に思うことや理不尽に思うことまとめ:職場環境編」という記事で、新人病棟看護師として働いていた時に感じたことをまとめましたが、
今回の記事では、「【看護師】働く中で疑問に思うことや理不尽に思うことまとめ:職場環境編」として、看護業界の職場環境全体の中で疑問に思うこと・理不尽に思うことをまとめました。
それでは、どうぞ!
看護の現場で疑問に思うことや理不尽に思うこと:職場環境編
前残業が前提の仕事量
定時の15分~30分前に病棟に行き、情報収集をするのが当たり前でした。
始業時間に動き始めること前提で仕事が組まれているのが、まずおかしいんですよね。
せめて始業から15分間はナースコールを取らなくていい情報収集の時間ということにになれば良いのですが……。
情報が集まっていない状態では何をすればいいか分からず動きようがないし、患者さんにも迷惑が掛かってしまうから、結局早く行って前残業をするんですが、
特に日勤は朝がとても早くなるから、続くと辛かったです。
前残業をしなくはいけないなら、せめて残業代をつけて欲しいものです。が、前残業は基本的に残業代がつかないものだったのも、納得がいきませんでした。
残業の異様な多さ
前述の前残業だけではなく、就業時間終了後の残業の多さもしんどかったです。
1時間の残業は当たり前。むしろ1時間なら短い方。
3時間の残業は日常でした。
そして残業中に患者さんに声を掛けられて頼みごとをされ、更に仕事が増えるということもよくありました……。
時間外に行われる委員会や勉強会・看護研究など
これらは自分の勉強のためとされているため、基本的に給料は出ません。なのに強制参加です。
なんなら勤務が休みの日でも、わざわざ給料が出ない委員会のために病院へ行かなくてはいけないこともありました。
看護師の入れ替わりが激しい
理不尽なことの多さに辞めていく人が多数いるため、3年目以上はベテラン扱いでした。
そんな中で10年働いていた私、すごくない!?(自画自賛・笑)
人手不足
そのため全員が忙しくてバタバタしています。
その忙しさに嫌気がさして辞めていく人が出るという悪循環。
退職が難しい
人手不足故に、退職の意思を師長に伝えても基本的に引き止められます。
一年前から申告が必要だったり、退職できる月が決まっていたりという独自の謎ルールがある病院も少なくないはず。
ちなみに他の職種の友達に「ありえない」と言われますが、有休を使いきれないまま退職となったという話もよく聞きます。
休憩に入れない
手術のお迎えや手術出し・緊急入院などが休憩時間と重なると、なかなか休憩に入れず。
しっかり1時間の休憩を取れないこともよくあります。
看護協会への強制加入
病院にもよるかとは思うのですが、私が勤めていた病院では強制加入でした。
看護協会への加入は研修にお得に参加できたりなどのメリットもあるのですが、
本来は任意加入のはずなのに、強制はおかしい。
年会費も結構高いんですよね……。
夜勤が辛い
本来人間が寝ているべき時間に起きていなくてはいけないんだから、それだけでも辛いですよね。
いくら夜勤明けは休み扱いだと言われても、
眠いし夜勤後は肌が荒れるしで、ストレスでした。
以上、看護の現場で疑問に思うこと・理不尽に思うこと~職場環境編~でした。
いかがだったでしょうか。
看護師の皆さんと思いを共有できたら嬉しいです。
他にも「こんなことがあった!」という、疑問に思うことや理不尽に思うことなどがありましたら、ぜひ教えてください♪